農業法人設立支援

農業委員会への女性委員の登用促進


 農業委員会に女性の活躍が求められています。          

 農業委員会法の改正により平成28年4月から農業委員の任期満了を迎える市町村では農業委員と新設された農地利用最適化推進委員ホームページ等で広く募集します。(参照③「市町村農業委員会の任期満了一覧」)

 農業委員会の活動が地域農業の将来を見据えた取り組みとなるよう性別や年齢にかかわらず女性や青年農業者認定農業者等の担い手や地域農業の振興に関心のある住民等、農業委員会に多様な人材の登用が求められています。

 女性や若者の声が反映された地域農業をつくるには、政策や地域・組織の方針を決定する場への女性や若者の参画が必要です。女性自身が自らの意志で積極的に参画し、農業・農村で働く女性の声を反映していくことが求められています。

   あなたも農業委員・農地利用最適化推進委員になりませんか!!

  ジェンダー平等と男女共同参画、女性の登用について

 ジェンダーは、「男らしさ」や「女らしさ」といった社会的、文化的につくられた性差で、生物学的な性別とは異なるものです。特に地方においては、その傾向が強いといわれており、女性や若い世代の都会への流出が社会問題化しており、女性や若者が住みやすい地域の在り方が検討されています。男女共同参画というと、女性も男性も「同じ扱いをする」とか「同じ成果を求める」ものと勘違いされますが、それは返ってジェンダーにとらわれた考え方で、個人としての在り方や生き方を認め合うものです。

 「女性活躍」は、政府の重要な方向性を示す「骨太の方針」に位置付けられ、様々な施策がとられており、また、女性の意識は高まっていますが、女性が勇気を出して社会参画しても、男性がルールをつくってきた社会では、女性の能力は十分に発揮されないのが課題です。

 「男らしさ」や「女らしさ」のようなアンコンシャスバイアス(無意識の偏見や思い込み)を排除し、政策や組織の意思決定過程へ女性を登用して、企画や立案段階から女性の参画を進めることで社会の仕組みを変えていくことが急がれています。女性や若者が自ら参画し、住みやすく生きやすい地域社会をつくることが、男女共同参画社会の実現につながるでしょう。

                    「みやぎアグリレディス21だより」(令和7年3月)より抜粋(PDFはこちら)

 

<参考資料>

◇ 県内市町村の農業委員・農地利用最適化推進委員募集状況 ◇

 宮城県内の市町村の募集状況です。募集要領・応募方法等の詳細は各市町村のホームページをご覧いただくか各市町村農業委員会事務局にお問い合わせください。

 ※現在募集中の市町村はありません。

◇ 活動事例 ◇

河北新報 朝刊 2026年(令和7年)3月19日(水曜日) 
河北新報 朝刊 2022年(令和4年)5月21日(土曜日)